概要
現在のfreee会計APIでは、POST /api/1/deals で取引(仕訳)を直接作成できますが、対応する「自動で経理」の明細(wallet_txn)を処理済みにする手段がありません。
これにより、API経由で仕訳登録を自動化するシステムを構築しても、「自動で経理」画面に未処理明細が残り続け、結果として手動での消込作業が必要になります。
現状の問題
1. Deal作成とwallet_txnが連動しない
POST /api/1/deals で payments に口座種別・口座ID・日付・金額を指定して取引を作成しても、同じ条件に一致する wallet_txn は処理済みになりません。
{
"company_id": 2845996,
"issue_date": "2026-03-19",
"type": "expense",
"details": [{"account_item_id": 455544754, "tax_code": 136, "amount": 30075}],
"payments": [{"date": "2026-03-19", "from_walletable_type": "credit_card", "from_walletable_id": 2286926, "amount": 30075}]
}
- Deal は正常に作成される(status: settled)
- しかし対応する wallet_txn は
status=unregistered に残り続ける
- 同一内容が「取引」と「自動で経理の未処理明細」として二重に存在する状態になる
2. wallet_txnのステータスを変更するAPIが存在しない
PUT /api/1/wallet_txns/{id} → 存在しない(404)
DELETE /api/1/wallet_txns/{id} → 銀行連携で取得した明細は削除不可(「指定された明細は完全削除できません」)
- wallet_txn を「処理済み」「無視」等にするエンドポイントが見当たらない
3. システム化・自動化への影響
freee APIを活用した記帳自動化システム(例: ルールベースやAIによる仕訳自動登録)を構築する場合、以下のワークフローが理想です。
銀行明細取得 → ルール/AI判定 → API経由で仕訳登録 → 完了
しかし現状では
銀行明細取得 → ルール/AI判定 → API経由で仕訳登録 → 自動で経理に未処理が残る → freee UIで手動消込が必要
最後のステップで必ず手動作業が発生するため、エンドツーエンドの自動化が実現できません。
4. MCP(Model Context Protocol)との関連
freee社から公式にリリースされている freee-mcp を使ってClaudeなどのAIから直接仕訳登録を行うユースケースでも、同じ問題が発生します。AIが適切に仕訳を作成しても、「自動で経理」の明細が未処理のまま残るため、最終的にユーザーがfreee UIで手動消込を行う必要があります。
MCPによるAI連携という先進的な機能が提供されている一方で、APIの制約により完全な自動化が阻まれている状況です。
リクエスト
以下のいずれかの対応を要望します。
POST /api/1/deals での自動消込: Deal作成時に payments で指定した口座・日付・金額に一致する wallet_txn を自動的に処理済みにする
- 消込用APIの新設: 例えば
PUT /api/1/wallet_txns/{id}/reconcile のような、wallet_txn を処理済み・無視等にするエンドポイントの追加
- Deal作成時のwallet_txn_id指定:
payments に wallet_txn_id パラメータを追加し、明示的に紐付けを指定できるようにする
確認した環境
- freee会計API
- 口座タイプ:
credit_card(実際の銀行連携口座)、wallet(手動口座)の両方で同じ結果
- freee-mcp v0.15.0 経由でも同一の挙動を確認
関連Issue
概要
現在のfreee会計APIでは、
POST /api/1/dealsで取引(仕訳)を直接作成できますが、対応する「自動で経理」の明細(wallet_txn)を処理済みにする手段がありません。これにより、API経由で仕訳登録を自動化するシステムを構築しても、「自動で経理」画面に未処理明細が残り続け、結果として手動での消込作業が必要になります。
現状の問題
1. Deal作成とwallet_txnが連動しない
POST /api/1/dealsでpaymentsに口座種別・口座ID・日付・金額を指定して取引を作成しても、同じ条件に一致する wallet_txn は処理済みになりません。{ "company_id": 2845996, "issue_date": "2026-03-19", "type": "expense", "details": [{"account_item_id": 455544754, "tax_code": 136, "amount": 30075}], "payments": [{"date": "2026-03-19", "from_walletable_type": "credit_card", "from_walletable_id": 2286926, "amount": 30075}] }status=unregisteredに残り続ける2. wallet_txnのステータスを変更するAPIが存在しない
PUT /api/1/wallet_txns/{id}→ 存在しない(404)DELETE /api/1/wallet_txns/{id}→ 銀行連携で取得した明細は削除不可(「指定された明細は完全削除できません」)3. システム化・自動化への影響
freee APIを活用した記帳自動化システム(例: ルールベースやAIによる仕訳自動登録)を構築する場合、以下のワークフローが理想です。
しかし現状では
最後のステップで必ず手動作業が発生するため、エンドツーエンドの自動化が実現できません。
4. MCP(Model Context Protocol)との関連
freee社から公式にリリースされている freee-mcp を使ってClaudeなどのAIから直接仕訳登録を行うユースケースでも、同じ問題が発生します。AIが適切に仕訳を作成しても、「自動で経理」の明細が未処理のまま残るため、最終的にユーザーがfreee UIで手動消込を行う必要があります。
MCPによるAI連携という先進的な機能が提供されている一方で、APIの制約により完全な自動化が阻まれている状況です。
リクエスト
以下のいずれかの対応を要望します。
POST /api/1/dealsでの自動消込: Deal作成時にpaymentsで指定した口座・日付・金額に一致する wallet_txn を自動的に処理済みにするPUT /api/1/wallet_txns/{id}/reconcileのような、wallet_txn を処理済み・無視等にするエンドポイントの追加paymentsにwallet_txn_idパラメータを追加し、明示的に紐付けを指定できるようにする確認した環境
credit_card(実際の銀行連携口座)、wallet(手動口座)の両方で同じ結果関連Issue